2017/06/16

「朝飯前」をフランス語で言うと

Bonjour アンサンブル講師のAkiyoです。

突然ですが、「朝飯前」という慣用句、
朝食前のわずかな時間でも
手早く済ませられることをいうようです。


先日、アメリカ映画を観ていると、
こんな表現が耳に入ってきました。

“It’s a piece of cake.”

意味は「朝飯前」なのですが、
どうして「ケーキ一切れ」なんだろう?ふと思ったので、
ちょうど隣にいたアメリカ人の友人に尋ねてみました。

「よく知らないけど、ケーキ一切れは簡単に食べてしまえるからだと思う」
という答えでした。
(ちなみに同様の意味で as easy as pie という表現もあります。)

おお、そういえばフランス語の表現もこれにそっくり。

“C’est de la tarte.”(そんなの簡単さ)、
あるいは “C’est pas de la tarte.”
(そいつは厄介だ)

ケーキがタルトになりますが、
そこは食文化でしょうか。

フランス人は tarte が大好き。
tarte を使った表現は他にもあります。

Elle lui a donné une tarte.
(彼女は彼に平手打ちをくらわせた)
C’est un film tarte.
(つまらない映画だ)
tarte à la crème(クリームタルト→陳腐な常套句、ばかのひとつ覚え)

今のところ、私はフランス語と英語でしか
このような表現を知りませんが、
きっと各国語に同じような興味深い言い回しが存在するのでしょう。


このような発見も、外国語を学ぶ楽しみのひとつですね。

最後に、私の好きなアメリカ英語の表現をひとつ。

mom and apple pie(ママとアップルパイ)

変えることのできない普遍的な価値や伝統のことを指します。
私が初めてアメリカに行ったとき、
最初に食べたのが偶然にもアップルパイでした。

パイやタルト、ケーキは西洋文化に本当に深く根付いているのですね。


 




応援のクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

http://kyouzaifr.com/
△アンサンブルのフランス語ビデオ講座大好評発売中


△フランス情報なら FRANCE 365 △


http://ensemblefr.com/

フランス語学習は
オンラインフランス語学校 ” Ensemble en Français”
http://ensemblefr.com


△マンツーマンレッスンだけど一人じゃない!

0 件のコメント:

コメントを投稿